お好み焼きといえば大阪が有名ですが、京都もまた多くのお好み焼き屋さんがあります。
店舗によってお好み焼きのスタイルは異なりますが、大阪のように具材を混ぜ込んだタネを焼く「練り込み式」ではなく、生地に具材を載せる「べた焼き式」が京風のお好み焼きと言われています。
大阪からJR新快速で30分で行ける京都ですが、まったく異なるスタイルのお好み焼きを食べることができます。
京都リピーターの新しい楽しみ方として京都のお好み焼きを紹介します。
まんまるの月 錦店
京お好み焼きで有名な「まんまるの月」。お好み焼きの大切な要素は生地。
「まんまるの月」のお好み焼きはねばねばとろとろとした山芋をふんだんに使用し、ふわふわな食感の生地を実現しています。
京野菜や京都産の豚肉など地元産の食材にこだわりワインもBIOワインを取り揃えるなど、健康志向のお好み焼き屋さんです。
名物料理は「京都お好み焼き」。
極上ふんわり生地で、山芋をたっぷり使しています。上品な香りと旨味ある京都の出汁がこだわりです。
他のお店にはなかなか見られないメニューなのでぜひ食べてみてください。
店名 | まんまるの月 錦店 |
電話番号 | 075-212-3388 |
住所 | 京都市中京区錦小路通り烏丸西入る 占出町312 ケイズビル1F |
地図 | |
営業時間 | PM5:00-PM23:00 (L.O PM10:00) |
定休日 | 不定休 |
山本まんぼ
京都の限られた地区(京都駅の東側エリアの狭い地域に集中)でしかみることのできない貴重な「まんぼ焼き」が食べられる「山本まんぼ」。
マンボ焼きは薄く焼いた小麦粉の上にソース味の焼きそばや肉やイカ、ねぎなどの具材を乗せ、薄焼き卵で挟んだお好み焼きです。
厚い生地が特徴の大阪のお好み焼きや、焼きそばがメインとなる広島のお好み焼きとも異なるオリジナルの味わいです。
店内の雰囲気も昔ながらの日本の飲食店で、よりディープな日本を知ることができます。
店名 | 山本まんぼ |
電話番号 | 075-341-8050 |
住所 | 京都府京都市下京区小稲荷町61−54−102 |
地図 | |
営業時間 | AM10:00-PM10:00 (L.O PM9:30) |
定休日 | 水曜日 |
壹銭洋食 祇園本店
一銭洋食とは水に溶いて薄く伸ばしたクレープ状の皮に、ねぎ、ちくわ、牛肉、卵などのさまざまな具材を乗せて半分に折った鉄板焼き料理でウスターソースを塗って食べます。
洋食焼きとも呼ばれ、お好み焼きのルーツと言われています。大正時代(1912年~1925年)に庶民のファストフードとして流行りました。
店内は当時の街並みをイメージしており、子供たちが遊んでいたおもちゃや街並みなどはとてもポップで楽しい雰囲気です。ソースの醤油辛い味は、都出汁のやさしい味の食事が続いた時に、日本食の味の変化を楽しむのに最適です。
店名 | 壹錢洋食 本店 |
電話番号 | 075-533-0001 |
住所 | 京都府京都市東山区祇園町北側238 |
地図 | |
営業時間 | 月曜日~金曜日 AM11:00-AM1:00 土曜・祝前日 AM11:00-AM3:00 日曜日・祝祭日 AM10:30-PM10:00 |
定休日 | 年中無休 |
京ちゃばな 南新町店
大阪・京都を中心に展開している、京都発のお好み焼きチェーン店「京ちゃばな」。
従来のお好み焼きに新たなアレンジを加えたお好み焼きを提供しています。
「京ちゃばな」の定番商品はトマトのお好み焼き。野菜をふんだんに使用したヘルシーなお好み焼きは、野菜サラダのようです。
トマトとキャベツの甘みにマッチした香ばしいソースが食欲をそそります。
トッピングにはトマトと相性がよいモッツアレラチーズが人気です。
「京ちゃばな」は野菜を豊富に使用したオリジナルメニューが多く、店内の雰囲気もモダンで洗練されているので女性に人気があります。
店名 | 京ちゃばな 南新町店 |
電話番号 | 075-352-0192 |
住所 | 京都府京都市下京区七条通新町入ル夷之町727アイエスビル1F |
地図 | |
営業時間 | PM5:00-PM11:00(L.O APM10:30) |
定休日 | 毎週月曜日 |
DONGURI 四条寺町店
京都のみで展開している京風お好み焼きと鉄板焼のお店「どんぐり」。
お好み焼きのベースとなる小麦粉、具材となる京野菜をはじめ、醤油、お米、お茶、お酒に至るまで、さまざまな食材を「京都産」にこだわり、店舗も京都にしかありません。
おすすめは京野菜・九条ねぎのねぎ焼き。
京野菜として有名な九条ねぎは口当たりがやわらかく甘みがあり、少しぬめりがあります。
大きめにざくざく切られた九条ねぎのねぎ焼きは、キャベツを使ったお好み焼きとはまた異なった食感や香りが楽しめます。
店名 | DONGURI 四条寺町店 |
電話番号 | 075-223-1555 |
住所 | 京都府京都市下京区四条寺町西入ル北側 |
地図 | |
営業時間 | PM5:00-AM1:00(L.O AM0:30) |
定休日 | 不定休 |
錦わらい 錦本店(大丸北店)
京の台所と呼ばれる「錦市場」の近くで生まれた「錦わらい」。
「錦わらい」のおすすめメニューは「わらい焼」と「京天焼」です。
「わらい焼」は京都で生まれたオリジナルの「オムそば風」お好み焼き。
やわらかい麺と半熟卵が入ったふわふわの食感が病みつきになります。
「京天焼」は外がカリッと中はふわふわのお好み焼きに、ピリッと辛いカイワレ大根がソースのように盛られていて、あっさりしています。
通常お好み焼きと言えばソース味の濃い味つけが特徴ですが、この「京天焼」はソースなしで食べることができます。
店名 | 錦わらい 錦本店(大丸北店) |
電話番号 | 075-257-5966 |
住所 | 京都府京都市中京区錦小路通高倉西入西魚屋町597 ミズコートビル1F |
地図 | |
営業時間 | AM11:30-PM10:00 |
定休日 | 木曜日 |
花たぬき 河原町店
京都の伝統的なお好み焼き「べた焼き」を専門とするお好み焼き屋さん。「べた焼き」はクレープ状の薄い生地にキャベツやねぎを乗せて焼く、京都スタイルのお好み焼きです。
「花たぬき」の定番名物料理は創業以来続いている「たぬき焼き」。
かりっと焼いた薄焼きの生地にキャベツとじっくり素揚げした牛の小腸、自家製のあぶらかすを乗せて弱火でじっくりと焼き上げます。
仕上げにはたっぷり乗せた九条ねぎに生卵を乗せた見た目にも美しいお好み焼きです。たっぷりの野菜に絶妙な動物性の旨みが絡んだ絶品です。
店名 | 花たぬき 河原町店 |
電話番号 | 075-241-1088 |
住所 | 京都府京都市中京区新京極通三条下ル東入松ヶ枝町456-6 YOGIビル1F |
地図 | |
営業時間 | 平日 15:00~23:00(LO・22:00) 土日祝 12:00~23:00(LO・22:00) |
定休日 | 無休 |
お好み焼きはここやねん 四条河原町店
京都発のこだわりの鉄板焼き・お好み焼きが楽しめる「お好み焼きはここやねん」。
関西のお好み焼きはもちろんのこと、広島焼やもんじゃ焼きなども食べられます。
東京の名物として有名な「もんじゃ焼き」を京都で先駆けて取り入れ、徹底的に味を追求しています。
京風の味と本来のもんじゃ焼きを合わせた「京風塩もんじゃ」は大人気です。
それぞれのお好み焼きによって出汁の効いた専用生地を使用しおいしさを追求しています。
熟練したスタッフの焼き上げの技術も高く、一番美味しい焼き加減で食べられると好評です。
店名 | お好み焼きはここやねん 四条河原町店 |
電話番号 | 075-212-5539 |
住所 | 京都府京都市中京区河原町蛸薬師下る奈良屋町302幸楽ビル2F |
地図 | |
営業時間 | 12:00-23:00(L.O 22:00) |
定休日 | 年中無休 |
いっかくじゅう 四条新町店
いっかくじゅうのお好み焼はシンプル。たっぷりのつくね芋(山芋)と出汁を使用した豚玉はお好み焼きの王道。
つくね芋は数ある山芋の中でも強い粘りと弾力が特徴で、お好み焼きに適した食感を生み出します。
お好み焼きの生地は小麦粉ではなくグルテンフリーの米粉を使用し、外側はカリッと内側はふわっとした生地に仕上げています。
小麦粉アレルギーの方でも食べられるお好み焼きです。
お好み焼きのキャベツをはじめとして、野菜は契約農園から採れたてを仕入れています。
野菜本来の旨味を味わえるサラダは種類が豊富でみずみずしいと評判です。
店名 | いっかくじゅう 四条新町店 |
電話番号 | 050-5487-6099 |
住所 | 京都府京都市中京区小結棚町425 ジェイ・プライド四条烏丸1F |
地図 | |
営業時間 | 11:30~23:00 (お料理L.O.22:00、ドリンクL.O.22:30) |
定休日 | なし |
京都のお好み焼きは出汁の旨味がじゅわ~と広がります。各店舗オリジナルのお好み焼きを色々試してみると、食感や味がまったく違います。違うテイストのお好み焼きを食べ比べて、多彩な京都のお好み焼きをお楽しみください。
※このページの情報は2020年2月のものです。